6k4ach011/「座られるものである」というメッセージ |
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椅子を見ると座るものと認識できるのは、椅子が「座られるものである」というメッセージを発しているからだ。
有名なアフォーダンス理論だ。
子供が机に座ってしまうのは、机もまた「座られるものである」というメッセージを発してしまっているからである。
アフォーダンス理論を常に意識することで、プロダクトは人に「何かをさせる」ことを可能にする。
Webでよく、オンマウスに連動して凹むようなアニメーションをするボタン画像がある。
あれも、この単なる画像は実はボタンのメタファーで、「押されるものである」というメッセージを発している。
オンマウスにしてもアニメーションしないボタンは、ボタンのメタファーではない。クリックされづらい。
事故が起きるようなプロダクトは大抵、誤ったメッセージを発してしまっている。
モノの放つメッセージは馬鹿にできない。
投稿者 6k4ach | 返信 (0) | トラックバック (0)