6k4ach006/名前を付ける |
返信 |
名前を付けるという行為について考える。
名前とは非常に優れた概念だ。
人は名前を付けることによって初めて対象物を認識できる。
やがて対象物は名前と一体化する。
シニフィエとシニフィアンは一体化する。
そうして、今度は分離するのだ。
名前を付けるという行為は、こうした戯れをスタートさせる儀式だ。
名前が付くと、実態が見えるようになる。
名前が付くと、うまく扱えるようになる。
名前が付くと、付加価値が生まれる。
名前を付けるということは、(勝手に)命を吹き込むことに等しい。
投稿者 6k4ach | 返信 (2) | トラックバック (0)