6k4ach013/心を亡くす |
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あまりの忙しさに、1週間以上も更新が停滞してしまった。
忙しいとは「心」を「亡くす」と書く。
忙しいと心を亡くすのか。
心を亡くしたから忙しいのか。
常に余裕を持っていたいものですね。
6k4ach012/イメージを伝える |
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イメージを伝えるのは難しい。
何かを発注するとき。
何かの制作依頼をするとき。
何かの共感を得たいとき。
イメージを伝えるのは難しい。
言葉だけじゃ足りない。
絵だけじゃ足りない。
身振り手振りだけじゃ足りない。
全部ひっくるめて、さらに「何か」を伝えなければいけない。
コミュニケーションとは不可能だ。
確定事項の伝達ですら誤解が発生する。
いわんやイメージを伝えることの難しさといったら!
6k4ach011/「座られるものである」というメッセージ |
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椅子を見ると座るものと認識できるのは、椅子が「座られるものである」というメッセージを発しているからだ。
有名なアフォーダンス理論だ。
子供が机に座ってしまうのは、机もまた「座られるものである」というメッセージを発してしまっているからである。
アフォーダンス理論を常に意識することで、プロダクトは人に「何かをさせる」ことを可能にする。
Webでよく、オンマウスに連動して凹むようなアニメーションをするボタン画像がある。
あれも、この単なる画像は実はボタンのメタファーで、「押されるものである」というメッセージを発している。
オンマウスにしてもアニメーションしないボタンは、ボタンのメタファーではない。クリックされづらい。
事故が起きるようなプロダクトは大抵、誤ったメッセージを発してしまっている。
モノの放つメッセージは馬鹿にできない。
6k4ach010/デザイン or Die |
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全てのクリエイターはデザイナーである。
おおよそ全ての創作とは、誰かに「見られる」ないしは「使われる」ことを前提としている。
(ただし、その「誰か」とは人間とは限らない。システムなどの可能性もある)
見られ、あるいは使われるためにはどのような姿かたちを取れば良いか?
それを考えた瞬間、デザインは顕現する。
デザイン or Die!
6k4ach009/「言わなきゃ良かった」の美学 |
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「言わなきゃ良かったなあ」と思うことはあるだろうか。
人生は後悔の連続だ。
特に、人と人とのコミュニケーションなど失敗と後悔が9割を占めると思っている。
あのとき、そのとき、「言わなきゃ良かったなあ」と思う。
でも、言わなきゃ「言わなきゃ良かった」と思うことすらできないのだから、
やっぱりそれは言って良かったのである。
取り返しの付かない発言なんて、そんなに無いよ。たぶんね。
6k4ach008/アートとしての日本語 |
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日本語はアートだ。
おおよそ言語としては致命的なほどに理論的な記述に向いていない日本語。
ひとつの事象を表すのに死ぬほど大量の言い換えが存在する日本語。
一人称や二人称や三人称が異常に多い日本語。
表記文字が漢字/ひらがな/カタカナの3種類+αな日本語。
日本語は言語ではない。アートなのだ。
6k4ach007/「ごめんね」と「ありがとう」 |
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誰かに何かをしてもらったら、「ありがとう」ということにしている。
やってもらって悪いなあと思う。
そうすると「ごめんね」「すいません」になる。
しかし謝られても相手はきっと嬉しくない。
やってもらって嬉しいなあと思う。
そうすると「ありがとう」「サンキュー」になる。
相手もきっと気持ちよくなる。
とある漫画で学んだ、日常のちょっとした心がけでした。
Re: 個人的には・・・
http://6k4ach.sa.yona.la/8 |
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呪いは名前を知ることで可能になる、というのはよくある話ですね。
名付けの行為そのものも呪いの一種といってもよいと思います。
呪いというとオカルトを思い浮かべる人が多いのですが、
割と現実的でありふれたシステムだったりします。
6k4ach006/名前を付ける |
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名前を付けるという行為について考える。
名前とは非常に優れた概念だ。
人は名前を付けることによって初めて対象物を認識できる。
やがて対象物は名前と一体化する。
シニフィエとシニフィアンは一体化する。
そうして、今度は分離するのだ。
名前を付けるという行為は、こうした戯れをスタートさせる儀式だ。
名前が付くと、実態が見えるようになる。
名前が付くと、うまく扱えるようになる。
名前が付くと、付加価値が生まれる。
名前を付けるということは、(勝手に)命を吹き込むことに等しい。
6k4ach005/左右 |
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左右とは相対的な概念だ。
私とあなたが向かい合っていたとしたら、
私から見た左とあなたから見た左は真逆になる。
私がぐるぐる回ったら、右と左はどうなるだろう?
上下とは絶対的な概念だ。ただし、重力というベクトルがあるならば。
前後とは絶対的な概念だ。ただし、進行方向というベクトルがあるならば。
鏡を見ると左右が入れ替わるのは、このあたりに原因があるのである。
(ただし正確にいうと、鏡が入れ替えるのは左右ではなく、前後だ)
Re: http://gzjrny.sa.yona.la/19
http://6k4ach.sa.yona.la/5 |
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家でただ寝てるのは、たぶん無駄じゃないですね。
休息を取っているわけですから。
ここでいう無駄とは、例えば、
決まった場所に行くのにいつもと違う回り道をしてみるとか、
Amazonで買えるんだけど本屋に行ってみるとか、
RSS取ればすむんだけどサイトを見に行ってみるとか、
そういうことです。
6k4ach004/無駄を愛す |
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私は無駄を愛している。
世はとかく効率化を謳う。
無駄を廃し、効率を極めたところに、価値が存在する。
それは理解できる。時間は有限だからだ。
しかし、私は無駄を愛している。
無駄からは何が生まれるだろう?
それを考えるだけで、わくわくが止まらない。
6k4ach003/悲夏 |
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1年で最も悲しい季節は、夏だと思う。
高い空。
寂しさの残る夕暮れ。
セミの声だけが鳴り響く世界。
ゆらめくアスファルト。
長い、長い夏休み。
夏は寂しくて、悲しい。
6k4ach002/タイムマシンは存在しない |
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タイムマシンは存在しない。
もし仮に、いつかの未来でタイムマシンが発明されたとしよう。
タイムマシンは過去へと遡れるはずだから、
ある「未来」の時点で存在するのであれば、
どの時代でも存在するはずだ。
つまり、現代に未来人が来ているはずなのだ。
きっと法的に規制されているんだよ、だって?
馬鹿げている!
法的に規制されていて全ての人がそれに従っている、
そんなバラ色な未来が待っているとでも思っているのか!
ああ、悪魔の証明だということくらい、承知しているよ。
6k4ach001/情報の価値 |
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BlogにもTwitterにもポストしないような個人的かつお恥ずかしい独り言を書いていくことにした。
情報の価値はいつからこんなに低くなったんだろう。
稀少性原理を元にするなら、情報が溢れたからだろうか。
共有しようとか、公開しようとか、無料で読めるようにとか。
情報って、本当は重要で結構なお金が必要なものだったと思う。
(昔の刑事ドラマや探偵ドラマで、情報屋にお金を渡したりする)
それとも、どうでもいい情報が溢れてしまっただけなのか。